【石原慶幸’Sチェック】やっぱり層が厚い!楽しみな阪神投手陣
「阪神春季キャンプ」(9日、宜野座)
初めてカープ以外のキャンプ地に来て、やっぱり気になったのはブルペンだ。現役の時から阪神の投手陣がいいのは分かっていたけど、その顔ぶれ、投げている姿、意識の高さを見て、改めていい投手陣だと感じた。
岩貞投手は高さを全く間違えないし、青柳投手は場面を想定した実戦に近い投球練習をしていた。150球を投げた秋山投手も腕を振って真っすぐも変化球も投げられていた。岩崎投手も投げていたしやっぱり層が厚い。他にもスアレス投手やガンケル投手らいいピッチャーがたくさんいる。セ・リーグの中でもトップクラスだ。楽しみでしかない。
試合では西純投手の投球を初めて見た。3回5安打3失点という結果だったが、いいピッチャーであることに変わりはない。第2クールを終えてちょうど疲れがたまってくる頃だ。対外試合の初戦を任され、意気に感じて投げていたと思う。今日のピッチングをいい経験として、今後につなげていってほしい。(デイリースポーツ評論家)