阪神・平田2軍監督が13日の実戦へ期待寄せる「今年にかける望月とフレッシュな高寺」
「阪神2軍春季キャンプ」(12日、安芸)
阪神の平田2軍監督は投内連携で機敏な動きを見せたドラフト5位・村上(東洋大)のフィールディングを評価した。また、13日には2軍初の実戦となる四国銀行戦(安芸)が予定されている。先発は望月で、ドラフト7位・高寺(上田西)も先発出場すると明言した。一問一答は以下の通り。
-村上のフィールディングを褒めていた。
「この前もやったけど、フィールディングにしても、無難にこなすというか、センスを感じるよね」
-けん制もうまかった。
「二塁けん制とかうまい。大学時代もかなりそういうのはうるさかったみたいだから」
-声出しでは1軍で勝ちたいという目標を掲げた。
「1軍で勝ちたいというより、やっぱり大学時代に故障したということ。故障しないような体作りをしたいということが主な(声出しの)内容だよ。彼はそういう段階。大学時代に故障したことを悔いてるというかさ、そういった所でしっかり、このキャンプで故障しない体を作ってということだと思うよ」
-13日はついに試合がある。
「うん、楽しみだ。天気は心配だけど、何とか持ちそうだってことなので。望月が先発で、高寺も先発で出すし、今年にかける望月とフレッシュな高寺。久しぶりの実戦になるんで、楽しみだね!」
-選手たちの気持ちも違う。
「そりゃ違うよ。いよいよ、競争の中に入っていく。宜野座組は今日も紅白戦してるわけでしょ。そういった所で、これからは競争してアピール、結果を出してという。色んな段階の選手がいるけど、そういう選手が主になってくるので、楽しみだよな」
-藤川SAから助言を受けていた石井将や牧も投げる予定。
「その辺はね、課題を持ちながらって言ったって、勝負だからね。課題を持ってるのを発表する所だから。発表会だよ。ピアノコンクールで家で練習して、発表会でうまくいかなかったら、子どもたちでもショック受けるんだから。プロはまたやり直せばいいって言ったって、そこは結果。新人じゃないんだからさ。段階や立場というのがみんな違う。高寺が打てなかったり、エラーしたってそこは経験でいいけど。植田海や熊谷とかは立場が全然違うからね。いい報告をしてほしいというのがあるやろうから」
-高寺は積極的な姿勢を見せたいと言っていた。
「それでええねん。高寺とかは失敗を怖がらずに、恐れずに、自分の持ってる所を出してくれればいいだけの話よ」