各球団の実戦が軒並み中止 威力を発揮したのは…阪神の雨男!?
プロ野球のキャンプも中盤に入ってきたこの日、各球団はそれぞれ実戦を予定していた。しかし沖縄&宮崎はあいにくの雨模様で全試合中止。コザしんきんスタジアムで予定されていた広島-阪神戦は、開始30分前まで試合の準備が進められ、広島の選手たちもセカンドアップを始めていたが…スコールのような豪雨でグラウンドが水浸しとなり、中止に追い込まれた。
その後、阪神はキャンプ地の宜野座へ戻り、練習を行う予定だったが、チームバスが到着した途端、バケツをひっくり返したような豪雨で屋外練習が不可能に。ちなみに阪神の先発は青柳。昨年、「雨柳さんタオル」が発売されるなど、チーム随一の“雨男”として知られる。その遍歴は次の通り。
◆雨柳さん…
先発予定だった2020年7月7日・巨人戦(甲子園)が雨天中止となり、スライドした翌8日・巨人戦も雨天中止で先発が流れた。同10日に先発したDeNA戦(甲子園)は白星を挙げたが、降雨による5回コールドの完投。同31日のDeNA戦(甲子園)では試合前の突然の雷雨で開始が50分遅れた。
実は2019年にも予告先発されていたゲームが天候不良により、3度飛んでしまうなど、雨と右腕は切っても切れない?縁に。青柳本人も要望して商品化された「雨柳さんフェースタオル」は発売当日、球場売店で完売した。
他球団の雨男は?
◆ロッテ・古谷…
昨季、高卒2年目の右腕は本拠地・ZOZOマリンスタジアムでのオリックス戦でプロ初先発する予定が、雨天中止に。以降も2度、悪天候で試合中止になり、トータル3試合連続で先発デビュー戦が流れる不運に見舞われた。最終的に雨の影響を受けない京セラドームでのオリックス戦で無事に先発デビューを果たした右腕。四回途中2失点で敗戦投手になってしまった。ちなみにプロ2試合の登板はいずれもドーム球場だ。