阪神ドラ8石井大智が1回無失点 宝刀シンカーで2K
「練習試合、阪神-広島」(21日、かりゆしホテルズボールパーク宜野座)
阪神ドラフト8位・石井大智投手(23)=四国ILp高知=が3点リードの六回からマウンドに上がり、1回無安打無失点、2奪三振とアピールに成功。伝家の宝刀、シンカーがさえ渡った。
クリーンアップ斬りだ。3番の野間には直球で左飛に打ち取ると、続いて相対したのは4番・新外国人のクロン。132キロの外角に沈んだシンカーで空振り三振に仕留めた。
最後に対戦した曽根にも132キロの同球を投じ、バットに空を切らせた。矢野監督も「肝っ玉が据わってる。シーズンが終わったときに、大きな存在になっている感じがすごくしている」と太鼓判を押す右腕が、虎のブルペン陣に欠かせない救世主となる可能性を秘めている。