阪神 「スリル」に続く面白メニュー導入!井上&北川コーチ最後はヘロヘロ…
「阪神春季キャンプ」(22日、宜野座)
単なる練習じゃつまらんやろ!!とばかりに22日はコーチ陣考案の“アイデアメニュー”が続出した。自身もヘロヘロになった阪神・井上一樹ヘッドコーチ(49)が練習後、真っ黒に日焼けした顔に白い歯をこぼしながら説明する。
「もうひと踏ん張り、あと1週間なんで飽きさせないように。『いつものメニューね』っていうのではつまんないからさ」。今クールは4日間で3試合が組まれており、試合の谷間となるこの日が最適だったようだ。
同ヘッドコーチが『復刻版』として今キャンプで初めて“スリル速射ティー”をメニューに組み込むと、それに対抗したのが北川打撃コーチ発案の“与作ティー”だ。
北島三郎の『与作』が流れる中、腰を低くして一球一球しっかりと打ち込む新メニュー。「スリルの速さと与作の下半身をしっかり使ったのと。これは進化です(笑)」と北川コーチは明かした。
さらに午前には「普段、声で助けられる部分がどれだけあるかなどを体感してほしいなと」、あえて声掛けをし合わない『サイレントノック』も実施。そして午後のロングティーは、外野フェンスに貼られた北川打撃コーチの顔写真を“的”にして行われた。
井上ヘッドコーチの提案で『デスノック拒否権』を懸けて行われたが、的中者はおらず。「そりゃ当てられんでしょ、大先輩に」と北川コーチだけが大満足する結果となったのだった…。