阪神・高橋「自分に腹が立つ」右脇腹筋挫傷で無念の帰阪

 練習を終え帰阪する高橋
 矢野監督と言葉を交わす高橋
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 「阪神春季キャンプ」(25日、宜野座)

 右脇腹の筋挫傷で別メニュー調整中の阪神・高橋遥人投手(25)が練習後に沖縄・宜野座を離れ、帰阪した。開幕は絶望的な状況だが、早期復帰を目指してリハビリに励む。「前の自分に戻れるように」と悲壮感を漂わせ、懸命に前を向いた。

 自身初の開幕ローテ入りを確実にしていたが、無念の離脱。左腕は「毎回ケガばっかりで自分にもすごい腹が立つ」と厳しい表情を浮かべ、唇をかんだ。故障前もなかなか状態が上がらず、もどかしい日々が続いている。

 矢野監督から「しっかり治してこいよ」という言葉を掛けられ、高橋は改めて自分のふがいなさを痛感した。「申し訳ないです」。痛みは徐々に減っている。チームのために、一日も早く復帰する。

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