岡田彰布氏 三宅秀史氏を悼む「内野手として歩むきっかけ」
阪神、オリックスで監督を歴任したデイリースポーツ評論家・岡田彰布氏(63)が5日、3日に心不全のため死去した阪神OBの三宅秀史氏を悼んだ。
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三宅さんとは忘れられないシーンがある。小学5年生くらいの時だったか、実家近くにあった大阪・玉造公園でキャッチボールをしてもらったことだ。
その際に『指が短いから、ピッチャーではなく内野手をやった方がいい』と言われた。後に内野手として歩むきっかけになったし、入団時に三宅さんがつけていた背番号「16」を選ぶ理由にもなった。
プロ入り後も吉田義男さんと一緒に、話をさせていただく機会もあった。最後にお会いしたのはもうだいぶ前のことになるが、現役時代の華麗な守備は今でも記憶に残っている。心より、ご冥福をお祈りします。