阪神・ドラ1佐藤輝 甲子園初打席で強烈な右前適時打!「浮いてきたボールを逃さずに」

 1回、適時打を放ち駆け出す佐藤輝(撮影・高部洋祐)
 1回、適時打を放つ佐藤輝(撮影・高部洋祐)
 1回、右前タイムリーを放つ佐藤輝(撮影・飯室逸平)
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 「オープン戦、阪神-広島」(9日、甲子園球場)

 「6番・左翼」で“聖地”デビューを果たした。阪神ドラフト1位・佐藤輝明内野手(21)=近大=の甲子園タテジマ初打席は1点リードの初回2死一、二塁で訪れた。

 この日、一番の拍手が降り注ぐ中、打席に向かった。応援歌のファンファーレが鳴り響く中、矢崎と対峙(たいじ)した。フルカウントからの6球目、矢崎の外角スライダーをジャストミート。打球は一塁・クロンの頭上、ミットを弾いての右前適時打となった。

 「いい意味で特に甲子園だからといって力むことなく、いつも通りプレーしたいと思います」と自然体で試合に臨んでいた黄金ルーキー。一塁塁上では笑顔がにじんだ。初打席で名刺代わりの適時打で虎党を喜ばせた。

 一打を振り返った佐藤輝は「追い込まれていましたが、最後に浮いてきたボールを逃さずに捉えることができました。追加点を取ることができて良かったです」と充実感をにじませていた。

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