阪神ドラ1佐藤輝タオルめっちゃ売れてる!近本球宴サイクルの過去最多売り上げに肉薄
黄金ルーキーの勢いはグラウンドだけにとどまらない。阪神ドラフト1位・佐藤輝明内野手(21)=近大=の個人グッズが超異例の売れ行きを見せていることが11日、明らかになった。
場外でも見せるすさまじいパワーに、ファンの期待値も高まるばかりだ。球団関係者は「マスコミのみなさんの報道や例年のドラフト上位選手の販売状況などを加味して発注数を決めていますが、予想以上に佐藤輝選手のグッズをお買い求めいただいています」と声を弾ませた。
収まる気配のない佐藤輝フィーバー。甲子園駅前のチームショップアルプスには特設コーナーが設けられ、多数あるグッズの中でも応援プリントフェイスタオルは大盛況となっている。現時点で19年の開幕前から注目されていた近本、木浪を超える人気ぶり。同時期で比較すると、すでに4倍ほどの発注に至っている。
本拠地で開催された9日からの広島とのオープン戦2連戦でも、多くの人が掲げたタオル。上限1万人の入場規制があるにもかかわらず、甲子園初本塁打を放った10日には、19年に甲子園で行われた球宴でサイクル安打を達成し、過去最多売り上げを記録した近本に迫ったそうだ。
佐藤輝はこの日、甲子園での全体練習に参加。フリー打撃では柵越え1本だったものの、広角に鋭い打球を打ち分けて12日の西武戦に備えた。初の本拠地戦後には「自分のタオルを掲げてくれていたので。それはうれしかったです」と振り返っていた背番号8。監督、仲間、そしてファンの期待を背負い、ルーキーイヤーを駆け抜ける。