阪神・藤浪、立ち上がりに3失点 高校時代の後輩・西武・森に先制二塁打浴びる

 1回、藤浪は森に先制適時二塁打を許す(撮影・山口登)
 1回、外崎に犠飛を打たれ、山川(右)の生還を許す藤浪(撮影・高部洋祐)
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 「オープン戦、阪神-西武」(12日、甲子園球場)

 阪神・藤浪が、開幕投手に決まってから初先発した。大阪桐蔭校時代、甲子園春夏連覇を達成した2012年にバッテリーを組んだ1学年後輩の西武・森らと対戦。初回に森、山川、栗山のクリーンアップに3連打されるなどして3点を先制された。

 初回、1番・金子をカウント2-2から6球目で外角高めへ154キロの直球を投げ込み空振り三振。ただ、2番・鈴木を四球で歩かせ1死一塁に。ここで打席に迎えた森にカウント1-1から低目の直球を捉えられ先制の左越適時二塁打を許した。

 さらに4番・山川に左中間への適時二塁打。続く栗山に中前打を許して1死一、三塁とすると、外崎に右犠飛を許し3点目を奪われた。

 この日は、相手先発・高橋光との“甲子園V右腕”同士の投げ合い。藤浪が甲子園で最後に勝利投手となったのは、オープン戦を含め、2017年4月27日・DeNA戦となる。

 あくまで照準は開幕戦となる3月26日のヤクルト戦(神宮)。藤浪がプロ9年目で初の大役を務める。

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