阪神ドラ1佐藤輝は「25本から30本」OB赤星氏が予想を上方修正 理由も説明
元阪神で野球評論家・赤星憲広氏が、14日深夜に日本テレビ系で放送された「Going!Sports&News」に出演。オープン戦で本塁打を量産している阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手の今季成績予想を上方修正した。
佐藤輝は前日の巨人戦で左翼ポール際へオープン戦4号。赤星氏は12日に西武・高橋光から放った左翼席への一発にも注目し、「下半身の軸足の粘り凄いし、左手の押し込みもすごく強い。ポイントが近いんですが、ボールの見極めもよくなりますし、オープン戦のホームラン4本がすべて左方向。これは本当に素晴らしいバッティングをしている」と分析を交えて大絶賛した。
以前の放送では今季の成績を「20本塁打」と予想していた赤星氏。だが、改めて問われると「(オープン戦のこれまでの本塁打が)全部左方向なんですよ。甲子園は浜風がふいて左方向にいかに打てるかだと思う。このホームラン4本を見て、25から30本の可能性は十分に出て来たと思います」と上方修正した。
打率についても「これだけ打てたら打てると思います」と、ある程度の成績を残すと太鼓判。「真っすぐは引きつけ、変化球は前でさばくことができている。シーズンに入ったらインコースを攻められたりとかあると思うんですけど、この打ち方をしていたら逆方向に長打もたくさん出るんじゃないかと思います」と根拠も明かした。