阪神・西勇、心配無用5回6安打2失点 30日広島戦へ視界良好

 3回、西浦の打球に指をさす西勇(撮影・田中太一)
2回、一塁走者のヤクルト・村上宗隆をけん制アウトにする阪神・西勇輝=甲子園(撮影・田中太一)
1回、ヤクルト・山田哲人を打ち取る先発の阪神・西勇輝=甲子園(撮影・田中太一)
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 「オープン戦、ヤクルト-阪神」(16日、神宮球場)

 阪神の先発・西勇が今季最長の5回を6安打2失点と奮闘した。

 攻撃陣からの大量援護を受け、右腕のマウンドも熱を帯びた。初回、二回、三回と持ち味の打たせて取る投球で無失点。四回に内川と浜田の連続長短打で2点を失ったが、五回無死一、二塁のピンチは冷静に切り抜けた。

 一方、主砲の村上に対する2つの四球は反省点。二回以降、4イニング連続で先頭打者の出塁を許したことも今後の糧としていく。

 ぜんそくの症状が悪化し、治療と検査のためキャンプ地の沖縄から2月23日に帰阪。エースの離脱でチームに暗雲が立ちこめたが、もう心配無用。開幕2カード目の初戦、30日・広島戦(マツダ)に向けて視界は良好だ。

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