金本知憲氏 高校生のために7年ぶりの打撃披露「ケガをしなくて良かったです」
姫路市と(一財)姫路市まちづくり振興機構が主催のリアル「高校」野球盤が17日、姫路市のウインク球場で行われ、前阪神監督の金本知憲氏(52)と元阪神の狩野恵輔氏(38)らが参加した。姫路市の高校で令和2年度卒業予定の生徒とのリアル野球盤での対戦企画で、金本氏は実戦形式では自身7年ぶりとなるバッティングを披露して高校生らを喜ばせた。
「去年のコロナ禍で野球の大会とかができなくて、少しでも思い出をというイベントだったので」と金本氏。これはウインク球場の利活用促進の一環として、昨年からの新型コロナウイルスの影響で寂しい思いを味わった高校生らに、最後の思い出作りをという趣旨で開催されたイベント。金本氏と狩野氏が、高校生のために一肌脱ぐ形で参加した。
狩野氏と共に、特別チームの一員として高校生チームと対戦することになった金本氏。金属バットでマシンを相手に3打席立つと、見逃し三振、四球、左翼への飛球でのアウトと無安打だったが、現役時代をほうふつとさせる鋭い打球も放ち、観客らを沸かせた。
4イニングで行われた試合は両チーム無得点で引き分けに終わった。フェンス直撃のアウトもあった狩野氏は「チャンスで打てなくて悔しいです」と振り返り、金本氏は「7年ぶりのバッティングでしたけど、ケガをしなくて良かったです」と笑顔を見せていた。
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