阪神ドラ1・佐藤輝 近大の卒業式は試合で出席できずも「体育特別賞」受賞
阪神ドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=が20日、近畿大学の卒業式に卒業生代表としてビデオメッセージを送った。オープン戦・オリックス戦(京セラ)出場予定のため、式自体には参加していない。
「皆さん、こんにちは。近畿大学卒業生の佐藤輝明です。近畿大学卒業生である僕から同じ卒業生の皆さんに伝えたいメッセージがあります。私は近畿大学の4年間で常に目標に掲げるっていうことを大切にしてきました。その結果、リーグ優勝であったり、ホームラン記録を塗り替えることができて、夢であるプロ野球選手になることができました。プロの世界でもしっかりと目標を立てて、その目標に向かってしっかり努力していきたいと思っています」
関西学生野球リーグではOBの二岡智宏氏(現巨人3軍監督)の本塁打記録を更新する14発をマーク。同校の体育活動で顕将来的には顕著な成績を収めた学生に贈られる「体育特別賞」を受賞した。
学び舎(や)を巣立ち、本格的なプロ野球人生が始まろうとしている。大学で才能を開花させた佐藤輝が、今度は阪神で大輪の花を咲かせることができるか。夢への扉を開いたスラッガーが、さらなる夢を追い求めてプロの世界で戦っていく。
「プロ一年目での目標は『新人王』を獲ることです。やはり、周りの方々からも期待されていますし、その目標に向かってしっかりと努力していきたいと思います。将来的には僕が好きなイチローさんのように、球界を代表するようなそんな選手になれるようになれるよう努力していきたいと思います」
同門の同級生に向けて、誓いを立てた。一歩ずつ着実に成長を遂げ、いつかはイチロー級の選手へと飛躍してみせる。