阪神・近本がタイムリー 苦戦のオリックス・宮城から待望の先制
「オープン戦、阪神-オリックス」(20日、京セラドーム大阪)
六回、阪神がついに均衡を破った。阪神・近本光司外野手(26)に先制適時打が飛び出し、5回まで1安打と好投されていた宮城からようやく1点を奪った。
1死三塁と最大の得点機で近本が打席に入った。1ボールから左腕が投じた147キロの直球を捉え、打球が投手を襲った。宮城のグラブに当たり、打球は遊撃・紅林の元へ。三走・山本は本塁に生還し、近本は一塁を駆け抜けた。
「みんなが作ってくれたチャンスでしたし、青柳さんもすごくいいピッチングをしてくれていたので先制点を取ることができてよかったです。もっと援護できるように頑張ります」
現在、阪神はソフトバンクと並んでオープン戦1位。このまま勝利で逃げ切りたい。