阪神・青柳 “ゴロ王”返上!?プロ初10K わずか69球6回0封

 先発した青柳は6回を2安打10奪三振と好投した
 先発した青柳は6回を2安打10奪三振と好投した
 先発し力投する青柳
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 「オープン戦、阪神2-1オリックス」(20日、京セラドーム大阪)

 “ゴロ王”からドクターKに!?打たせて取る投球が持ち味の先発・青柳が奪三振ショーを展開した。オープン戦を含めて、プロ初の2桁となる10三振を奪って6回2安打無失点。開幕前ラスト登板を上々の内容で終えた。

 「自分の思った通りの投球ができた結果。梅野さんと意思疎通しながらできたので、10個という結果に結びついた。ゴロピッチャーなので三振は意識していないですけど取れたのは良かった」

 初回、先頭・佐野皓を145キロのツーシームで見逃し三振に抑えると、2死後は太田を空振り三振。二~四回はいずれも連続三振を奪った。完全投球で迎えた五回無死で吉田正に左前へ初安打を許したが、後続を断った。

 六回も先頭のT-岡田に右前打を許したが、伏見を空振り三振。さらにスタートを切っていた一走・T-岡田を梅野が刺して併殺に仕留めた。

 毎回三振を奪って無四球。わずか69球で6回を投げ終えた。前回登板した13日・西武戦は最終イニングだった六回に、山川に満塁弾を浴びるなど6回5失点。「前回が六回で急に崩れたので、すごい意識して入った」という言葉通り、最後まで安定した投球を見せた。

 最速148キロを計測するなど球威もあった。「きょうは全球種ほとんど良かった。前回の反省だったシンカーでストライクが取れたことによって、真っすぐだったりで空振りが多くなった」と手応え十分だ。

 今季は開幕2戦目の27日・ヤクルト戦(神宮)に登板予定。「(状態は)これまでで1番良い。球速も出てますし、コントロールも安定感があったので」。目標に掲げるシーズン13勝へ-。過去最高の仕上がりで、開幕を迎える。

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