下柳剛氏 開幕投手は試合直前まで緊張で「トイレにこもっていた」阪神・藤浪には助言
野球評論家の下柳剛氏が22日、ABCのニュース番組「キャスト」に生出演し、今季初めて開幕投手を務める阪神・藤浪に「攻めろ!」とアドバイスを送った。
藤浪について「大舞台を経験しているんで」と前置きした上で、「どうせ緊張するんだから。逃げて逃げてフォアボールよりも、今の真っすぐなら少々甘くなっても打たれないんで」と攻める気持ちを前面に押し出すよう助言した。
下柳氏も阪神時代の2007年、広島戦で開幕投手を務めた経験を持つ。強心臓で知られる同氏だが、当時の心境を振り返り、「死にそうでした」と話した。「(他の試合とは)全然違います。緊張しているのを人に見られるのがイヤだったので、ずっとトイレにこもってました。試合直前にバッと出て…」とエピソードを明かした。
さらに「開幕戦は143分の1と言いますけど、大事な試合なので…」と独特の緊張感が存在することを明かした。