阪神が4安打完封負けで開幕3連勝ストップ ドラ1佐藤輝も4打数1安打3三振

 9回、空振り三振に倒れバットを叩きつけ悔しがる佐藤輝(撮影・飯室逸平)
 4回、空振り三振に倒れる佐藤輝(撮影・飯室逸平)
 7回、気迫のヘッドスライディングで二塁を狙うもアウトになる佐藤輝(撮影・飯室逸平)
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 「広島1-0阪神」(30日、マツダスタジアム)

 阪神が4安打で今季初の完封負けを喫し、開幕3連勝がストップした。

 先発の西勇輝投手は7回5安打1失点の好投を見せた。ただ、開幕カードのヤクルト3連戦で6本塁打を含む31安打21点を奪った打線が沈黙した。

 昨季も4試合で0勝3敗と苦手にした広島先発・森下に苦しめられた。

 四回は先頭・糸原が左前打で出塁すると、マルテが四球を選んで無死一、二塁。4番・大山が空振り三振に倒れた後、サンズも四球を選び、1死満塁でドラフト1位・佐藤輝(近大)を迎える。

 大きな期待を背負った怪物新人だったが、森下のギアも上がる。152キロ直球にバットは空を切り、空振り三振。続く梅野も二ゴロに倒れ、先制を逃した。

 すると、六回に西勇がピンチを招く。森下の代打・メヒアに左前打を許すと、犠打で1死二塁。ここで菊池涼に初球を捉えられ、左前先制適時打を浴びた。

 九回1死はサンズが右前打を放った。スライディングキャッチを試みた鈴木誠が後逸したことを見て、二塁を狙ったがタッチアウトに。好機を逸すると、最後はドラフト1位・佐藤輝が空振り三振。

 西勇はマツダスタジアムで初黒星となった。

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