五回から常時セットポジションの藤浪に岡田彰布氏「試合を作れる投手になった」
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「阪神3-6中日」(2日、京セラドーム大阪)
6回1失点と好投し、勝利投手の権利を得ながら2試合連続でリリーフ陣が打ち込まれ、白星が消えた阪神・藤浪。この試合を視察したデイリースポーツ評論家・岡田彰布氏は「こればっかりはしょうがない」としながらも、五回からの投球フォーム変更を“好材料”として指摘した。
藤浪はプレーボール直後からワインドアップ投法で投げていたが、五回先頭で福谷を迎えた場面から常時、セットポジションへ変更。このイニング、2死満塁のピンチをしのぎ、六回2死一塁から代打・福留を迎えた場面では、この日最速となる158キロを懐に投げ込み、見逃し三振を奪った。
岡田氏は「感覚が良かったからセットで行ったんやと思う。(ボールが)暴れることが少なくなったよな。2四球とも攻めていってのフォアボールやし。先発して試合を作ってくれるという投手になったのでは」と評していた。