阪神・山本が劇的サヨナラ打!「阪神の一員になれた」人柄にじむ自己紹介に虎党から拍手
「阪神1-0中日」(3日、京セラドーム大阪)
阪神が劇的なサヨナラ勝ちを決めた。両チーム無得点で迎えた九回に代打・原口が四球を選ぶと、代打・北條が犠打でチャンスメーク。そして、2死一、二塁となり、オフに巨人から移籍し、この日は途中出場の山本が中越えにサヨナラ打を放った。
試合後のお立ち台では喜びを爆発。スタンドのファンから万雷の拍手を浴びた。お立ち台に登った山本は「この舞台で、ジャイアンツから移籍してきて、こうやってみなさんに祝福されることはうれしいです。ありがとうございます」と興奮を隠せず。
インタビュアーから、自身にとって人生初のサヨナラ打か問われると「初めてです!」と即答。「本当にこのタイガースの一員になれた気がして、本当にうれしいです」と満開の笑顔を浮かべた。
また、改めてファンに向け「プロ6年目、今年阪神に移籍してきました、28歳、山本泰寛です。今後とも応援よろしくお願いします」と自己紹介。スタンドを真っすぐと見つめながら、実直な人柄がにじみ出るあいさつに、阪神ファンから再び大きな拍手が起こった。次戦へ向けて、「今日のいきおいそのまま、また連勝ができるように、僕もしっかり継続して結果を残せるように準備していきますので熱い応援よろしくお願いします」と力を込めた。