阪神“3本の矢”でG3連投だ!積極的ローテ再編 西勇&青柳&秋山で挑む

 「阪神(降雨中止)ヤクルト」(17日、甲子園球場)

 阪神・矢野燿大監督(52)が17日、ヤクルト戦(甲子園)の中止を受けて、先発ローテ再編を明言した。この日に先発予定だった青柳は20日からの巨人3連戦(東京ドーム)に投入する。昨季、チームは東京ドームで3勝9敗と惨敗。西勇、青柳、秋山の順に3本柱を投入して2位の巨人をたたき、苦手意識を払しょくする。

 積極的なローテ再編でG倒を狙う。チーム防御率1・99は12球団トップだ。矢野監督は「今一番いいと思うことをやっていこう」と首位固めの青写真を描き、20日からの巨人3連戦(東京ドーム)に、西勇、青柳、秋山を順に投入することを決めた。

 「ヤギ(青柳)も今、状態がいいから。本当は投げさせたいんだけど。逆に今の状態でジャイアンツというところにどう投げていくかっていうのも、見てみたいなとも思うし」

 虎は昨季東京ドームで3勝9敗と惨敗。悪夢の開幕3連敗から始まり、8月には3試合連続完封負けの屈辱にまみれた。青柳も同球場は3戦3敗、防御率3・60の鬼門だが、今季はここまで3試合に先発して2勝0敗、防御率1・35。抜群の安定感を誇るだけに、負のイメージをガラリと変えたいところだ。

 “雨柳さん”の本領発揮した青柳の気持ちは切り替わっている。

 「もう分かっていたことなんで、しょうがないですね。行けと言われるところに行くだけなので。今日投げられず残念ですけど、チーム的にまだいい流れが続いているので、それに乗って投げられるようにしたいです」

 今季初となる敵地での伝統の一戦。阪神は6連勝と首位を快走するが、2位・巨人も同じ6連勝で2・5ゲーム差まで迫ってきた。さらに新助っ人のメジャー通算196発スモーク、同96発テームズが1軍デビューするプランも浮上。先発もサンチェス、畠、高橋の好調トリオの登板が見込まれている。

 虎の先発陣も全試合で5回以上をクリアするなど絶好調。青柳は「いい刺激ですけど、だいぶプレッシャーです。自分のところで崩しちゃうとやっぱり良くない」と危機感を口にする。16年ぶりVへ、自慢の“3本の矢”で鬼門を突破する。

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