阪神・ロハス「勝利に貢献したい」佐藤輝、大山、マルテ、サンズと共闘誓う 入団会見
阪神の新外国人、メル・ロハス・ジュニア外野手(30)=前韓国・KT=とラウル・アルカンタラ投手(28)=前韓国・斗山=が19日、西宮市内で入団会見に臨んだ。ロハスは「ここに来ることができて本当にうれしい。チームとファンのためにしっかり自分のプレーをして貢献していきたい」と決意表明した。
矢野監督から「会うのを楽しみにしていた」と声を掛けられたと言い、「今ラインナップを打っている佐藤輝、大山、マルテ、サンズ、この中に加わってチームの勝利に貢献したい」と力を込めた。
ドラフト1位・佐藤輝(近大)については「本当にいい選手。しっかりスイングもしているし、強いスイングもできている。彼は今後、1軍で活躍するような選手だと思える選手です」とポテンシャルに太鼓判を押した。
背番号24はケン・グリフィー・ジュニアやマニー・ラミレス、コービーブライアントに憧れたから。対戦した投手を聞かれると、楽天・田中、巨人・菅野の名前を挙げた。
サンズとは家族ぐるみの付き合いで「阪神タイガースにはサンズ選手が僕のことを推してくれたりとか、入ってくれと言ってくれたので、阪神タイガースはサンズ選手に何かプレゼントをあげて欲しいなと思います」とジョークも飛ばした。
日本での生活も満喫するつもりだ。「大阪にはすごい美味しい食べ物があると聞いた。色んなことに挑戦したり、食べたりしてみたい」と心待ちにした。
昨季、韓国リーグで47本塁打、135打点を記録して2冠に輝き、MVPを獲得した。早ければ20日のファーム・鳴尾浜での練習からチームに合流予定。サンズ、マルテが好調をキープする中、主砲として期待される。