阪神・佐藤輝、新人最多タイの3、4月7本塁打 大野雄撃ち「仕留めることできた」
「中日-阪神」(27日、バンテリンドーム)
阪神・ドラフト1位の佐藤輝明内野手が二回、中日先発・大野雄から2試合連続となる7号先制ソロを放った。
2死走者なしでこの日の第一打席を迎え、カウント1-1からの真ん中高めの135キロを強振。右中間席中段に放り込んだ。
「打ったのはツーシーム。少し甘く入ってきたところを一発で仕留めることができました。良い投手が相手なので、先制点を取ることができて良かったです」
1966年のドラフト制度以降、新人の3、4月の最多本塁打は2003年の村田修一(横浜=現・巨人1軍野手総合コーチ)の7本で、佐藤輝はこれに並んだ。
阪神の新人月間本塁打は1969年の田淵幸一の7本。佐藤輝は4月6本目の本塁打で、あと1に迫った。
阪神は大野雄が先発したバンテリンドームでの中日戦は14試合1勝8敗。13年8月23日の1勝のみで、15年4月15日から10試合白星なしの6連敗中。一方で、阪神は今季佐藤輝が本塁打を放った試合は6戦6勝の結果を残している。