阪神・ドラ1佐藤輝 4番デビューでプロ初の満塁弾!「打つことができてよかった」
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「阪神-広島」(2日、甲子園球場)
阪神ドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=が出場30試合目にして初めて「4番・三塁」で先発。2点を追う五回、無死満塁で野村から逆転の8号満塁弾を放った。打球速度172キロ、飛距離125メートルだった。
カウント2-2から野村のチェンジアップを一閃。打球は右翼席に飛び込む8号満塁弾となった。泳ぎながらも驚異のパワーを発揮した。「打ったのはチェンジアップ。前の打席で打ち取られた後に、ジェリー(サンズ)がアドバイスをしてくれて、そのアドバイスを生かして前で拾うことができました。満塁の良い場面で打つことができて良かったです」
球団新人が4番打者を務めるのは、17年9月1日(甲子園)で出場した大山悠輔内野手(26)以来2人目であり、ドラフト制以降の新人が4番デビューを三塁で迎えたのはこれが史上初のケース。阪神の新人4番アーチは球団史上初となり、いきなり強烈なインパクトを残す一撃を放った。