阪神2軍 アルカンタラは5回3安打無失点 調整登板の秋山はソロ被弾
「ウエスタン、阪神-ソフトバンク」(7日、鳴尾浜球場)
阪神の先発・アルカンタラ投手は5回3安打無失点だった。
初回は先頭・増田に左前打を許し、1死として、三森に中前打を浴びて一、二塁といきなりピンチを迎えた。それでも、続くリチャードをスプリットで空振り三振、柳町を151キロ直球で二ゴロに仕留めて難なく切り抜けた。
二~四回は危なげない投球でいずれも三者凡退に抑えた。
最大のピンチは五回。1死から釜元にこの日初めて四球を許すと、続く野村に左前打を浴びる。渡邉は空振り三振に斬ったが、増田に再び四球を与えて2死満塁。ただ、最後は川瀬を空振り三振に抑えて無失点で終えた。
前回の登板後には「次の試合では80~85球、できれば6イニングは投げたい」と話していたが、この日は5回を83球でマウンドを降りた。
この日は打席にも立ち、中飛、四球だった。
また、阪神・秋山拓己投手は5-0の八回に4番手で登板。先頭・増田に1ストライクから高めに浮いた138キロ直球を左中間へ運ばれた。
その後、リチャードにも左前打を許すなど2死一、三塁のピンチを迎えたが、代打・中村を空振り三振に抑えた。九回は三者凡退に抑え、2回2安打1失点で試合を締めた。
4月30日の広島戦(甲子園)で3勝目を挙げた右腕。次回登板が11日からの中日3連戦(甲子園)になる見込みで、2軍での調整登板となった。