阪神・ロハス 超前向き!4タコデビューも矢野監督“全力”プレー評価
「DeNA1-4阪神」(8日、横浜スタジアム)
横浜でようやくスタートラインに立った。ロハスが1軍昇格即、「6番・右翼」で先発出場。4打数無安打と快音はお預けとなったが、新助っ人の気持ちは前を向いている。
「1軍に合流してスタメンとしてプレーできて良かったです。やっとタイガースファンの前でもプレーすることができた。結果は望むようなものではなかったけれど、このまま頑張っていきたいね」
二回1死一塁。虎党の拍手に迎えられて来日初打席に立った。カウント1-1からロメロの速球を狙ったが、結果は二ゴロ併殺。四回は中飛、六回も空振り三振…。八回は初めての右打席で見逃し三振に倒れてしまった。
右翼守備でもやや不安定な動きを見せた一方、一塁への全力疾走など随所で見せた全力プレーは虎将の胸を打った。矢野監督は「性格は間違いなくいい。同じような野球観でやれるかなと。ハッスルしているところは見えた」と評価する。
練習前には佐藤輝に話しかけるなど、積極的にコミュニケーションを図った。外国人選手の試合出場が4人までという規定があり、ガンケルが先発する9日はベンチ外となる。「チームの勝利と優勝に貢献できるように100%準備してきた」とロハス。まだ1試合。2020年韓国リーグMVPの本領発揮はこれからだ。