阪神・大山 今週中にも2軍で実戦復帰へ 矢野監督「打席に立つことも」

早ければ今週中にも実戦復帰する見通しの大山 
練習中、バットを手にする矢野監督(撮影・山口登)
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 背中の張りで2軍調整中の阪神・大山悠輔内野手(26)が、早ければ14日から始まるウエスタン・広島3連戦(甲子園)中に実戦復帰する見通しであることが12日、分かった。

 中日戦の雨天中止が決まった後、矢野監督が「体と相談しながらやけど、今週のどこかで打席に立つこともなくはないかなという状況」と明言。「また上がって抹消ではチームも悠輔も困る。段階を踏まないと無理」と、まずは2軍戦でしっかりと状態を見極めていく方針だ。

 6日に出場選手登録を抹消され、7日から鳴尾浜のファーム施設でリハビリを開始。井上ヘッドコーチは「今はティー打撃とかで。フリー打撃でも80パーセント、90パーセントという形ではまだないですけど。5割から6割の力を入れてやれている、というような報告は受けています」と現状を明かした。

 開幕から31試合に出場して打率・291、5本塁打、24打点。代役で4番を務めるドラフト1位・佐藤輝(近大)が存在感を示しているが、チームとして大山の存在は欠かせない。「不安を抱えたまま(試合に)出させるつもりはありません」と井上ヘッド。まずはフルスイングできる万全の状態に戻し、徐々に臨戦態勢を整える。

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