阪神投手陣大乱調 与四死球13、被安打15、失点14 ヤクルト戦今季初黒星

 6回、ヤクルト打線に打ち込まれ、マウンドで汗をぬぐう小野(撮影・高部洋祐)
 6回、サンタナ(右)に3点適時二塁打を浴びる小野(撮影・高部洋祐)
 2回、2点を失い、帽子をかぶり直しながらベンチに戻る西勇(撮影・北村雅宏)
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 「阪神3-14ヤクルト」(18日、甲子園球場)

 阪神投手陣が被安打15、四死球13(四球11、死球2)で今季ワーストの14失点。大敗で開幕からのヤクルト戦の連勝は6でストップした。与四球11は9イニング制では03年9月13日の中日戦(ナゴヤドーム)以来18年ぶり。

 先発・西勇は制球に苦戦。移籍後初となる押し出し四球を与えるなど、5回を投げて8安打5失点、5四死球と苦しい投球内容だった。六回から2番手でマウンドに上がった小野も1回1安打4四球、押し出し四球を含む4失点と踏ん張れず。試合の流れを呼び込むことができなかった。

 打線は、新外国人のロハスが22打席目にして来日初安打となる豪快な1号ソロを披露。5点を追う五回、1死無走者でこの日の第2打席を迎え、ヤクルト先発のサイスニードに対して、カウント2-2から外角の150キロの直球を強振。バックスクリーン左に飛距離127メートルの本塁打を放った。

 待望の一打を放ったロハスは、8点を追う六回にも快音を響かせた。1死一、二塁から佐藤輝の適時打で1点を返すと、2死一、二塁の好機に、中堅へ適時打を放ち応戦。ただ、その後は打線がつながらず、リリーフ陣も失点を重ねた。

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