阪神・馬場 2回完璧!西純とドラ1ノーノーリレー! 矢野監督「オレの中でMVP」
「阪神3-1ヤクルト」(19日、甲子園球場)
18年度の近本、19年度西純、そして17年度ドラフト1位・馬場も続いた。阪神・馬場は1-0の六回からマウンドに上がり、2回を圧巻のパーフェクト。矢野監督が「オレの中でMVP」と絶賛する働きだった。
六回は山崎、中村から連続三振を奪い三者凡退に抑えると、七回は先頭の4番・村上を宝刀スプリットで空振り三振。後続のオスナ、青木をいずれも三ゴロに打ち取り「相手に流れを与えないことを意識して投げました。いい形でつなげることができて良かったです」と充実感に浸った。
2-0の八回は「0点で抑えることができてよかったです」。タオルが発売されたばかりの岩崎が登場。2死から初安打を許し、球団史上初となる“ノーノーリレー”の夢は断たれてしまった。3連打でまさかの1失点も、リーグトップの16ホールド目を挙げ、リードは守り抜いた。
3-1の九回は守護神・スアレスがわずか9球でゲームを締め、こちらもトップの13セーブ目をマークした。六回終了時までリードを奪えばこれで21連勝だ。
今季ワースト14失点を喫した前夜の“投壊”から一夜明け。及川、石井大、斎藤らフレッシュなメンバーが加わり、心機一転で試合に臨んでいた。強固なリリーフ陣を再構築し、スコアボードにゼロを刻んでいく。