阪神 西勇が交流戦開幕投手 パ・リーグ知り尽くす男に先陣任せた

 阪神・矢野燿大監督(52)が22日、交流戦の“開幕投手”に西勇輝投手(30)を指名した。甲子園での全体練習後、25日・ロッテ戦(甲子園)の先発について聞かれ「西勇?もちろん」と明言した。

 「勝つというか、結果というのはプロとして求めていく部分はあるし。ここ2試合は納得できるような投球じゃなかったと思うんで、そういう意味では交流戦でまた気合いが入るところを見せてくれるんじゃないかなと」

 移籍3年目の今季は8試合に先発し、3勝3敗、防御率3・53。前回18日・ヤクルト戦(甲子園)では5回8安打6四死球、5失点と苦しみ、4月20日・巨人戦(東京ドーム)を最後に4試合、白星から遠ざかっている。

 それでも指揮官の信頼は揺るがない。19年交流戦では日本ハム、オリックス、西武と対戦し0勝2敗、防御率3・54と黒星先行も、交流戦通算では10勝9敗、防御率3・00。ロッテ戦はカード別最多の18勝(9敗)を挙げ、防御率2・81と抜群の相性を誇っている。

 将は「勝つというのももちろんやけど、気持ちの部分でもそういう投球をしてくれると思っています」と変わり身にも期待。オリックスには11年間在籍。パ・リーグの野球を知り尽くす男に、大事な初戦マウンドを託す。

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