「阪神－ロッテ」（２５日、甲子園球場）

　背中の張りのため２軍で調整していた阪神・大山が、１軍復帰戦の初打席で安打を放った。

　この日の試合前練習から１軍に合流すると、そのまま１軍に昇格して「４番・三塁」で先発した。

　１点を追う初回２死一塁。ロッテ・二木のスライダーを捉えて左前打とした。４日・ヤクルト戦（神宮）以来となるキャプテンの安打に甲子園のスタンドは大きく盛り上がった。しかし、続くサンズが凡退して同点とはならなかった。

　大山は今季、開幕から４番に座って打率・２９１、５本塁打、２４打点で打線をけん引した。しかし、５月５日・ヤクルト戦（神宮）で背中の張りを訴えて途中交代し、同６日に出場選手登録を抹消されていた。