阪神・佐藤輝が13試合ぶり11号ソロ!西武高橋から泳ぎながらバックスクリーンへ
「西武-阪神」(28日、メットライフドーム)
阪神ドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=が13試合ぶりにホームランを放った。11号先制ソロはオープン戦でも放った高橋相手にかました一撃。バックスクリーンにぶちこんだ。
完璧に捉えた。カウント1-2からの5球目、141キロのフォークに泳ぎながらもジャストミート。一直線に伸びていく打球はそのままバックスクリーンに突き刺さる本塁打となった。
佐藤輝は「早めに追い込まれてしまったので、回の先頭でしたし、粘って食らいついていった結果、ホームランになってよかったです。先制することができたので、もっと点を取っていけるように頑張ります」とコメントした。左打者の1年目での11号は高卒と大卒と違えど、元巨人・松井秀喜氏に並ぶ本塁打数となった。
交流戦前には、高橋から「首位の阪神と対戦してみたいですね。自分オープン戦で(佐藤輝に)ホームランを打たれているんですよね。やっぱりそのお返しじゃないですけど、やられたらやり返さないといけないので、もし対戦があればしっかり抑えたいと思います」と宣戦布告されていた。
そんな佐藤輝は、高橋との再戦を見据え「まあ僕はもちろんもう1本打ちたいという思いはありますし、まああのファンが喜んで貰えるような対戦、勝負をしたいと思います」と予告していたが、見事有言実行を果たした。