阪神・佐藤輝が球団新人初、ミスター以来の1試合3発!九回2死、勝ち越し13号3ラン

 9回、13号3ランを放つ佐藤輝(撮影・飯室逸平)
 9回、プロ初の1試合3本塁打となる勝ち越し3ランを放つ佐藤輝(撮影・高石航平)
 9回、佐藤輝(右)の放った勝ち越し3ランに湧く阪神ベンチ(撮影・高石航平)
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 「西武-阪神」(28日、メットライフドーム)

 阪神はドラフト1位・佐藤輝が1試合3発の離れ業をやってのけた。球団の新人では初、セ・リーグ新人では1958年・長嶋以来、2人目となった。

 九回2死、7-7と追いつき、なお2死一、三塁。キャレットの154キロを打ち砕き、右中間上段へ勝ち越しの13号3ランを放った。プロ入り2発をマークしたのがこの日初めてだったが、3発でファンの度肝を抜いた。

 二回先頭では高橋がカウント1-2から投じた5球目、141キロのフォークに泳ぎながらもジャストミート。一直線に伸びていく打球はそのままバックスクリーンに突き刺さる11号ソロ先制ソロとなった。左打者の1年目での11号は高卒と大卒と違えど、元巨人・松井秀喜氏に並ぶ本塁打数となった。

 これで終わらないのが佐藤輝のすごさ。1点リードとなった六回1死走者なしでは高橋の直球を捉え、左中間席に運んだ。“ゴジラ”超えの12号ソロをすぐさま放ち、驚異のパワーを見せつけた。

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