阪神・ドラ5村上 プロ初先発は三回途中5失点「悔いの残る投球となりました」

 3回、マウンドで悔しそうに汗をぬぐう村上(撮影・飯室逸平)
 帽子を飛ばして力投する村上(撮影・金田祐二)
 3回、栗山に勝ち越し適時二塁打を許したところで降板が告げられ、悔しそうな表情を見せる村上(左から2人目)=撮影・高石航平
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 「西武-阪神」(30日、メットライフドーム)

 プロ初先発となった阪神のドラフト5位・村上頌樹投手(東洋大)は2回1/3を投げて、3安打5失点だった。

 初回は2死から中村に四球こそ与えたが、無失点で切り抜けた。すると、二回に糸井の2ランで阪神が先制する。

 援護点をもらった二回、先頭・呉念庭に四球を与えた。1死を取ったが、スパンジェンバーグに左前打を許し、1死一、二塁。ここで、愛斗に96キロのカーブを捉えられた。逆転3ランを被弾。それでも、崩れることなく山田、若林は打ち取った。

 同点となった三回も先頭・森に四球。中村は二ゴロに斬ったが、栗山に左線へポトリと落ちる勝ち越し適時打を与えた。

 2番手・及川が呉念庭に適時打を浴び、村上は5失点。3四球を与えるなど、持ち味の制球力を生かすことができなかった。

 村上は登板後、球団広報を通じて「野手の方々が先制をしてくれましたが、イニングの先頭バッターに対して四球を出してしまいチームの良い流れを自分自身で止めてしまい悔いの残る投球となりました。今日の登板の経験をしっかり活かして成長できるように頑張りたいと思います」と話した。

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