金本氏 阪神16年ドラフトで大山1巡目指名の舞台裏明かす 「ド批判浴びた」
前阪神監督で野球評論家の金本知憲氏が5日放送のMBSテレビ「せやねん!」にVTR出演し、首位を走る阪神の4番・大山悠輔内野手について、2016年ドラフトで1巡目指名した舞台裏を明かした。
その年は明大・柳裕也(現中日)、創価大・田中正義(現ソフトバンク)、桜美林大・佐々木千隼(現ロッテ)ら大学生3投手が注目されていたが、阪神は大山を単独指名。金本氏は「大山は実力があってね、ドラフト2位では取れないという情報が入ったので1位でいこうと。ド批判浴びましたけどね。方々から」と苦笑い。周囲を笑わせた後「僕が独断でやったのではなくて球団社長とオーナーに提案してそれはいい考えだって、球団で彼を1位指名したので」と説明した。
共演した野球評論家・新井貴浩氏が「17年の夏前でしたかね。彼の調子が上がってきたのは」と合いの手を入れると「17年夏前に初めて彼のバッティング練習を見た時に。すごくいいバッターだと」と、入団後半年でその実力を実感したという。