阪神・小林慶祐が左足首痛め担架で退場 矢野監督「抹消になると思う」
「阪神2-10ソフトバンク」(5日、甲子園球場)
首位を走る矢野阪神にアクシデントが襲いかかった。2-3と1点を追いかける展開で七回からマウンドに上がった小林慶祐投手が、1死二、三塁からの投ゴロを処理した際に左足首を痛め、担架に乗せられてベンチに戻った。
一塁側に飛んだ打球を処理し、三走・三森を刺そうと本塁方向へ体を向けようとした際に左足首を外側にひねった。なんとか一塁に送球して打者走者はアウトにしたが、患部を押さえてその場にうずくまった。担架がグラウンドに運び込まれ、小林は無念の途中交代となった。
矢野監督は「明日が投げられるということは多分ないから抹消になると思うけど、病院に行ってから最終判断になると思う」と説明した。
すでに岩崎も再調整のため登録抹消されている。リリーフ陣の厳しい台所事情に「なるようにしかならないんで。いるメンバーでどう粘れるかというのもあるし、打者陣が奮起して点取るというのもあるし、先発ピッチャーも頑張るというのもあるし、誰か1人で補うというよりは全員でやるしかないんで。こういう時期は1年間の中であると思うんで。全員で何とか埋められたらなと思います」とチーム一丸となってしのぐ思いだ。