阪神ドラ6・中野が大活躍 先制適時打に11個目の盗塁 成功率は変わらず100%

 5回、先制適時打を放った中野はベンチへ向かってガッツポーズを決める(撮影・田中太一)
 5回、中野の先制タイムリーに湧く阪神ベンチ(撮影・飯室逸平)
 5回、右前に先制打を放つ中野(撮影・西岡正)
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 「日本ハム-阪神」(10日、札幌ドーム)

 阪神は五回、ドラフト6位・中野(三菱自動車岡崎)の適時打で先制点を奪った。

 この回、2死から梅野が中前打で出塁すると、近本の打席で二盗を決めて好機を拡大した。その後、四球を選んで一、二塁。2番・中野はアーリンの初球、140キロ速球を右前にはじき返した。

 待望の一打に二走・梅野は、一気に先制のホームを駆け抜けた。5月30日以来となる中野のタイムリーで息詰まる投手戦の均衡を破った。

 直後には今季11個目となる二盗を鮮やかに成功させ、盗塁成功率は変わらず100%。オールスターファン投票の中間発表ではセの遊撃手部門で1位に立っているが、その評価に違わぬ成績を残している。

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