緊急登板の阪神・馬場は1失点も 負傷降板のアルカンタラに2勝目の権利
「日本ハム-阪神」(10日、札幌ドーム)
阪神のアルカンタラが来日2勝目の権利を手にした。緊急登板となった馬場が2死から失点は許したが、何とかリードは保った。
六回まで2安打無失点投球だった先発のアルカンタラは七回、先頭・近藤の打球を左足首付近に受けて、負傷交代。馬場が緊急登板となった。
無死一塁で高浜を遊ゴロ併殺打。二塁・木浪の一塁送球は中途半端なワンバウンド送球になったが、一塁・サンズが華麗なハンドリングでさばいた。
見事な火消しと思われたが、2死から四球と安打で一、二塁のピンチを招く。ここで、野村に適時二塁打を浴び、1点差に。なおも、2死二、三塁と一打逆転のピンチは続いたが、何とか代打・大田を三ゴロに仕留めた。