阪神 チカナカ打った!鬼門で連動大暴れ 近本10戦連続安打&中野5度目の猛打賞
「中日0-6阪神」(24日、バンテリンドーム)
阪神はスピード自慢の「チカナカ」コンビが鬼門・バンテリンドームで大暴れだ。打って走って、2人で5安打4得点2盗塁をマーク。躍動感たっぷりに、グラウンドを駆け回った。
三回は1死二塁から近本が左前打。直後に今季13盗塁目となる二盗を決め、ドラフト6位・中野(三菱自動車岡崎)の中犠飛を呼び込んだ。開幕直後の不振がウソのように打ちまくるリードオフマンはこれで10試合連続安打。新人時代の6月以来となる打率3割到達も目前だ。
矢野監督は「うちの野球でポイントというのは誰か1人というのはない」と言いつつ、「あえて言うとチカ(近本)。チカが塁に出るというのが相手にとっても嫌やし、いろいろバリエーションが増える」とキーマンに挙げている。
五回も2人の連動で追加点を奪った。先頭・近本が一塁線を破る二塁打で出塁すると、中野は中前打でつなぎ、すぐさま今季14盗塁目となる二盗も成功。リーグトップ15個のヤクルト・塩見に迫り、盗塁王返り咲きを視界に捉える。
中野は七回に遊撃内野安打、九回も中前打を放ち、チーム2位タイとなる5度目の猛打賞をマーク。「塁に出て帰ってくるのが自分のスタイル」と胸を張る。打率だけでなく盗塁数でも火花を散らす新1、2番コンビが進撃の象徴だ。
野球スコア速報
関連ニュース
