阪神・梅野 侍の右打ち見せた!稲葉監督が視察「逆方向への安打は国際大会でも大事」

 3回、先制の口火となる右前打を放つ梅野
 侍ジャパン・稲葉監督(左)、建山コーチにあいさつする梅野
 日本代表・稲葉監督と話す梅野
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 「中日0-6阪神」(24日、バンテリンドーム)

 東京五輪に出場する野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督(48)が24日、中日-阪神戦(バンテリン)を視察。追加招集となった阪神・梅野隆太郎捕手(30)の日の丸に対する熱い思いに触れ、五輪本戦での活躍に期待を懸けた。

 この日の試合前練習では、阪神から代表に内定している梅野、岩崎と会話を交わした稲葉監督。広島・会沢の故障離脱により追加招集となった梅野については、直接電話で会話をした際に代表への熱い思いを聞いていたことを明かした。

 「ジャパンに入りたいという強い思いは私も大事にしたいところ。電話で話した時も『ありがとうございます!本当、頑張ります』と、そういうものが伝わってきた」と力強い言葉に目を細めた。

 試合では三回先頭で、先制点につながる右前打を放ち猛アピール。守っては完封リレーを演出した。稲葉監督も「ああいう逆方向への安打は国際大会でも大事。そういうものを見られて良かった」と喜んだ。

 初選出の岩崎には「とにかく遠慮しないで思い切ってやってという話をした」とし、青柳については「先発、リリーフ両方できる。そういうところは貴重なので、使い方を考えていかないと」と評価。金メダルへの鍵を握る3人の侍に、大きな期待感を抱いていた。

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