阪神・アルカンタラは7回途中1失点の好投 2番手・及川がピンチをしのぐも岩崎が勝ち越し許す

 6回、ヤクルト・元山を空振り三振に仕留め、ジャンプして喜ぶ阪神・アルカンタラ(撮影・北村雅宏)
 雨の中、力投するアルカンタラ(撮影・高部洋祐)
 4回、村上に同点ソロを許すアルカンタラ(撮影・田中太一)
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 「阪神-ヤクルト」(30日、甲子園球場)

 阪神先発のアルカンタラが七回途中で降板し、2番手・及川が好救援を見せた。

 立ち上がりから粘り強い投球を続けた。初回1死から青木に右中間二塁打を放たれたが、山田、村上を連続三振に仕留めて無失点。1点リードの四回には、先頭の村上に右翼へ同点ソロを浴びたが、追加点は与えず、リードを許さなかった。

 同点の七回に先頭の代打・宮本を四球で歩かせると、続く塩見に犠打を決められて1死二塁。ここで矢野監督から交代を告げられて降板となった。

 「全体的には悪くなかったと思うね。梅野とも息が合っていたと思うし、配球面でもよく引っ張ってくれたよ。しっかりとゲームを作ることができたから良かったよ」とコメントした。

 2番手で及川がマウンドへ。迎えた青木を低めの147キロ直球で見逃し三振に仕留めると、3番・山田も148キロの真っすぐで右飛にねじ伏せた。一打勝ち越しのピンチを託された左腕。しっかりと仕事を果たし、軽快にベンチへと引き揚げたが、八回に岩崎がサンタナに適時打を浴びて勝ち越しを許した。

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