監督からの散髪指令、即実行で好結果 阪神2軍の陽川が5号2ランでアピール
3枚
「ウエスタン、オリックス-阪神」(4日、オセアンバファローズスタジアム舞洲)
阪神の陽川尚将内野手が5号2ランを放った。
4番・井上の適時打で2点を先制した直後の三回2死二塁。増井が投じた143キロ内角直球を強振した。打球は弾丸ライナーで左翼防球ネットに着弾。6月27日のウエスタン・中日戦(鳴尾浜)以来の一発となった。
由宇で行われた同・広島戦では無安打。3日の同・オリックス戦には帯同せず、鳴尾浜で打ち込みを行っていた。平田2軍監督は前日に「全然やんか、由宇で。髪の毛が長いし、床屋に行ってこいって言ったんだよ。自分で納得して、試合に出たいと、ちょっとずつ感覚がつかめたなら、自分で打撃コーチに言えと、そういう風にしてる」と話していたが、いきなり結果を残した。髪も切り、スッキリとした陽川が不振脱却の兆しを見せた。