阪神・大山 決勝10号3ランに井上ヘッド「クリーンアップに戻るのは時間の問題」

 試合に勝利し、マウンドでタッチする大山(左から2人目)ら阪神ナイン(撮影・高石航平)
 スタンドに帽子を振る大山(撮影・飯室逸平)
 8回、勝ち越しの10号3ランを放ちガッツポーズする大山(撮影・飯室逸平)
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 「ヤクルト5-6阪神」(8日、神宮球場)

 阪神は大山の劇的な勝ち越し10号3ランで試合を決めた。

 開幕から4番を任された大山だが、今は7番に降格となっている。今季は打率・258、10本塁打42打点。得点圏打率は・214と苦しんでいる。

 ただ、7番降格後は、6日・ヤクルト戦(神宮)で先制弾。そして、この日もチームの勝利に貢献した。

 井上ヘッドコーチは「今は打順関係なくって本人にも言ってるけども、あいつはあいつで4番を打ちたいという思いを持っているはず。こういう仕事を見せることによって、(4番は)悠輔(大山)だねとアピールというか」と、この日の働きぶりを高く評価した。

 加えて、「チームが勝つために、(大山が)打ったから勝てたでしょというのを見せてくれたので、クリーンアップに戻るのは時間の問題だなという感じの一発だったね」と、主砲として、本来の打順へ戻すことも示唆した。

 大山自身は9日からの巨人戦に向けて「チーム一丸となってやるだけだと思うので、明日に向けてまた一からやりたいなと思います」と気を引き締めている。

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