阪神・青柳 中5日も悠然 自身7連勝で球宴&五輪へ「いつも通りやるべきことを」
今最も頼りになる男が、前半戦ラストカード初戦でもチームを勝利に導く。12日のDeNA戦(甲子園)で先発する阪神の青柳晃洋投手(27)が11日、甲子園で最終調整を行った。
今季の活躍は目覚ましい。開幕からローテを守り、13試合に先発して8勝2敗。ともにリーグトップの防御率1・83、勝率・800が示すように安定感は抜群だ。さらに目下自身6連勝中で、先発した試合はチームが7連勝中。その信頼度の高さから、今回は中5日でカード頭を任される形になった。
チームは2位・巨人にカード負け越して1・5差に迫られている。「特に変わったことはせず、いつも通り自分のやるべきことをして調整しています」と悠然と話した。
DeNAとは7回無失点で勝利投手となった4月10日以来、今季2度目の対戦となる。「いい右打者が多いイメージ。桑原選手が調子いいですし、オースティンも長打があるので警戒したいです。一発に注意して投げていきたい」と警戒する。
「前半戦ラスト(の登板)なので、また長いイニングを投げられるように頑張りたい」。自身の連勝を継続させて球宴、東京五輪が控えるアツい夏へと向かう。