阪神・矢野監督 佐藤輝&中野へ球宴大暴れ指令「1年目から出られるってホント幸せ」
阪神・矢野燿大監督(52)は15日、「マイナビオールスターゲーム2021」に初出場する佐藤輝と中野へ、知名度アップを期待した。球宴は全国の野球ファンが注目する一大イベント。一流選手が集う夢舞台で、ルーキーの枠を超えた大暴れを求めた。
「テル(佐藤輝)だったらホームランを狙うだろうし、タクム(中野)だったらヒットを打って(守備で)いいプレーをして盗塁して、自分をアピールする。『こんな選手なんだよ』っていうのをパ・リーグファンであまり見てない人にもアピールしてもらいたい」
指揮官は現役時代、7度、お祭りの舞台を経験した。そうした経験を踏まえて「1年目から出られるってホントに幸せ。しかもファン投票で選んでもらえるって、ホントに光栄なこと」と感嘆。同時に野球を純粋に楽しんでほしいと願った。
「普段からオレらは楽しむという努力はしているんだけど、シーズンではどうしても数字に残っちゃう。(球宴は)そういうのをあまり気にしなくてできる舞台。思いきり楽しんでやってくれたらいいのかなと思います」
矢野監督はセ・リーグのコーチとしてベンチ入りする。虎からはリーグ最多8選手が出場。最近はやや停滞気味な“虎フィーバー”を再び巻き起こし、後半戦へ弾みをつける。