阪神・及川 ローテ入り前進!猛アピ5回2安打1失点「先発でやっていきたい」
「エキシビションマッチ、阪神6-3西武」(31日、甲子園球場)
先発ローテ入りへ一歩前進だ。阪神・及川が5回2安打1失点と好投。山賊打線を最少失点に抑え「先発でやっていきたいという思いはある。アピールはできたかなと思います」と手応えを強調した。
最速148キロの直球とツーシームを軸に、カーブを交えて緩急自在の投球を展開した。二回無死一塁では初球で送りバントを成功。矢野監督も「1軍を経験して落ち着いて投げている」と成長を認める。
今後も先発調整を続けていく。ただ指揮官は「中継ぎとの兼ね合いがある。誰かが頑張ってくれると先発もいける」と、チーム全体のバランスをローテ入りの条件に挙げた。
母校・横浜が3年ぶりの甲子園出場を決め「うれしいですし、刺激になります」と及川。後輩の奮闘も励みに、先発争いを勝ち抜いていく。