首位・阪神が最下位・広島に痛恨の連敗 29日に3位転落の可能性も
「広島7-6阪神」(28日、マツダスタジアム)
阪神が先制しながらも、投手陣が踏ん張れず接戦を落とした。最下位の広島に痛い連敗を喫した。
プロ2度目の先発となったドラフト5位・村上(東洋大)は、3回6安打5失点で降板。立ち上がりから制球に苦しみ、三回には鈴木誠、菊池涼にソロを浴びた。
打線が1点差に迫った六回は、小川が林に痛恨の2ランを被弾した。
打線は4点を追う四回に近本の適時打、中野の犠飛などで2点を返した。六回はロハスがこの日、2本目の適時打を放った。
七回は梅野の犠飛。八回はサンズの適時打でじわじわと追い上げた。ただ、九回は広島の守護神・栗林に三者凡退で追い上げは及ばなかった。
デーゲームで2位・巨人、3位・ヤクルトが共に引き分け。勝率は巨人が・570、ヤクルトが・568となった。
敗れた阪神の勝率は・579に。29日に阪神が敗れると・57291。巨人、ヤクルトが勝つと巨人が・575、ヤクルトが・5731となる。よって、29日は14度目の首位陥落危機を迎えると共に、一気に3位転落の可能性も出てきた。