阪神 勝ち頭でも勝てず 青柳ワースト5失点 矢野監督「ヤギだけじゃないけど」

 3回、高橋周に2点適時二塁打打たれ、肩を落とす青柳(撮影・飯室逸平)
 3回、青柳は送りバントを失敗する(撮影・山口登)
 3回、高橋周に2点適時二塁打を打たれ、うなだれる青柳(撮影・飯室逸平)
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 「阪神5-8中日」(31日、甲子園球場)

 阪神の先発・青柳が5回を投げて9安打を浴び、今季自己ワースト5失点で降板した。

 0-0の三回。先頭・京田に二塁内野安打を許し、続く高松に送りバントを決められた。ここから怒濤(どとう)の5連続長短打を浴びて5失点。記録に表れない守備のミスにも足を引っ張られた。

 試合前まで10勝、防御率1・91、勝率・833で投手3冠。自身8連勝中と無双状態で臨んだマウンドだったが、この日は85球と不完全燃焼に終わった。

 打線が五回に同点に追いついて黒星こそ免れ、矢野監督は「ロハスの守備もあれは捕らなあかんし、ヤギ(青柳)だけじゃないけど」と拙守も敗戦の一因になったと分析した。

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