阪神・俊介が涙の引退会見「悔いはありません」ファン、阪神園芸にも感謝

 引退会見で心境を語る藤川俊介
 引退会見で花束を贈られ涙を流す藤川俊介
 引退会見で俊介(右)は原口から花束を贈られる
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 阪神・藤川俊介外野手(34)が16日、今季限りでの現役引退を発表し、西宮市内で会見を行った。

 ユニホーム姿で会見に臨み、「(広島)広陵高校、近畿大学からタイガースに入団して12年間あっという間でした。自分なりに精いっぱいやりまして、悔いはありません」と心境を口にした。そして、「12年間、応援していただいたファンの皆さま、家族、恩師の方、阪神園芸の皆さま、球団関係者の皆さま本当に感謝しております。ありがとうございました。本当に感謝の言葉しかありませんので、この言葉を引退の言葉とさせていただきます」と話した。

 09年度ドラフト5位で入団。俊足とそれを生かした広い守備力を期待され、1年目124試合に出場した。しかし、近年は若手の台頭もあって出場機会が激減。19年は6試合、20年は9試合の出場にとどまり、今季はここまで1度も1軍に昇格していない。

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