阪神が謝罪「全スカウトに厳重注意」プロ志望届提出前に天理・達と面談
阪神がプロ志望届提出前に天理・達孝太投手(3年)と面談に臨んでいたことについて嶌村聡球団本部長(54)は16日、陳謝した上で当該スカウトへの厳重注意と再発防止へ管理体制を強化していくことを明言した。
達は10日に奈良県高野連にプロ志望届を提出。同日に日本高野連のホームページで公示されたが、阪神は7日に同投手と接触し、面談していた。
「当球団スカウトが、プロ野球志望届の提出が完了していない選手と面談を行ったことにより、当該選手、当該高等学校ほか関係者の皆さまにご迷惑をお掛けしてしまい、深くおわび申し上げます」と語った嶌村本部長。その上で「当該スカウトおよび全スカウトに対して厳重注意を行うとともに、改めてルール順守の徹底を通知した上、日本野球機構(NPB)に経緯を報告しております」と明かした。
「今後二度とこのようなことが発生しないよう管理体制を強化してまいります」と誓った同本部長。NPBとしては21日の代表者会議で12球団への注意喚起を行う予定だ。